寺島拓篤 NEW GAME−FIRST STAGE−

本当にチケットが激戦でした。久しぶりにこんなんだれがチケとれてるの?状態だった。でもね、ほんとに思うけどあきらめなければチケはなんとかなる。そしてなんとかして行って良かったです、本当に。

NEW GAME(DVD付)

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たぶんアルバムの曲は全部やったのかな…?プラス、新曲を3曲ほど。その中のひとつがエレガ・中山さんの作曲で(言ってなかったけど作詞は恐らく今回もてらし自身がやったんだと思われる)、MCで発表されたときの歓声がはんぱなかった。うたプリから入った人の多さを物語ってました。ま、わたしもなんですけどね…

私、アルバム曲の中ではヒャダイン作曲の「あいのうた」がいちばんすきなんですけど、セリフのとこがC&Rになっててすごい楽しかった!

寺「もしもし?あ、どうしたの?もう帰るよ?」
客「ねぇねぇ、今日は何の日かあなた忘れてるんじゃない?」
寺「ももも、もちろん!忘れてるわけなんてないじゃない!今日は…初めてのライブの日だよね!」

みたいな感じで。(ちなみに「初めてのライブの日だよね」のところは原曲では「ふたりの記念日だよね」です)これ、これから恒例になるんだろうな〜
ライブに行くと必ず思うけど、ライブで聴いて好きになる曲って絶対あるじゃないですか。マジックがかかるっていうか、パフォーマンスとかも含めて思い出が上乗せされて好きになる曲。「HERO」とか「C.M.K」がまさにそれ。全体的にてらしのアーティストとしての“色”はバンドサウンドだと思うんですが、この2曲はすごくライブ向きの曲で跳ねてタオルまわして、っていうみんなで楽しめる感がすごく合っててたのしかったです。
ライブを通していちばん感心したのは、アルバムリリースの時点からコンセプトがしっかりしているぶん、ライブでも共通した世界観が出来上がっていて、それがてらしにちゃんとハマってたこと。衣装とか、パフォーマンスとかも本人に似合ってるから無理がないんですよね。ハコの大きさもちょうどよかったと思う。今回行けない人のほうが多かったし、動員力もあると思うけど、このスタイルには赤坂ブリッツくらいのキャパがちょうどいい。会場を包む多幸感みたいなものもすごく心地よかったし。みんながてらしスキーで、てらしもファンに対して最大の感謝で返してくれるこの感じ。ファーストライブならではのものだなと思いました。
ものづくりって、人の気持ちが込められるものだと思うんです。何事も。そして込めたぶん、受け取り手にも伝わるものだと思っていて。てらしのものづくりはそれがすごく伝わってくる。作詞にしてもライブにしても。私そういう人大好きなもんで!今回生で実際にてらしの思いみたいなもの受け止めて、寺島くんのことが大好きになりました。これからずっと応援していこうと思った。そういうパワーのあるライブでした。

ただね、生歌はまだまだ。正直ライブだからっていう点を除いても音はずしてるとこいっぱいあったし、不安定なとこもあった。でもそれは元が歌える人だから、慣れの問題かな。あと、衣装すごいかわいくて(アルバムジャケみたいなハーフパンツONスパッツみたいなネオンな感じ)、髪のピン留めとかちょうかわいかったんですけど…頭髪が激しく心配な感じでしたごめんてらし(笑)。わたしはその頭髪ができるだけ永い間もってくれることを切に願っています(笑えない)
とにかく!これからのアーティスト活動がますます楽しみになったし、ライブもずっと通いたいなあと心の底から思いましたです。